2005/09/30

書評「下流社会」

広告代理店のリサーチを読んでいるような気分。
これくらい毒があると読んでいて楽しい。
「下流社会」「結婚できない」など一般大衆の注意を引きつける言葉の使い方とタイミングはお見事。
上流階級層を讃える姿勢にも、ここまで言い切ったら「あっぱれ」としか言いようがない。

書評を読むと、構成などに因縁つけている人がいる。
ガタガタ言ったって、すでにン百万部売れたんだから、多数決の結果、理論的?調査報告として適当云々を議論する前に、言っていることは正しいと見なす。

エキサイトブックス(文学・書評 本のニュース)
下流社会 新たな階層集団の出現

僕も、仕事の中などで文書を書くことがある。
はじめに仮説ありき(あるいは閃き、思いこみ、デッチ上げとも言います)こちらの言いたいことを伝えるために、(自分に都合の良い)資料やインタビューを配置するなんてことは、僕の業界ではごく普通。

でも、書いてあることは概ね共感できる。

この本を読み終わったの電車の中。天井には求人雑誌の広告
やりたいこと、自分らしさを求めて、今の生活を投げ出して一歩踏み出せば、バラ色の未来があるかのごとく、うたっている。

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